先日、とあるインタビューで、居場所の利用者の変化と、仕事の“やりがい”について尋ねられました。
2年間〈居場所〉を運営してきて、利用者の方の変化はたくさん見てきました。
就職が叶った人、
夢ができた人、
最初は一言も喋れなかった人が、1番のおしゃべりさんになったこと、
友達との関係性を再構築できた人、、、
でも、それらはみんな、それぞれが「自分の力で成し得たこと」。あるいは、居場所のみんなと成し得たこと。だから、私たちSisterhoodのスタッフの成果ではないのです。
私たちは、「支援する人/される人」という枠組みをどう壊すかを日々気にしています。完璧にはできていないけど、できるだけ“余計なアドバイス”はしないようにしているのですが、それが本当に大変!
ついつい「ぜったいこっちのほうがいいのに!」という気持ちになる方もしばしば。でも、自分の人生を決められるのは、その人自身でしかない。どんなに弱っていても、そこにいる人のレジリエンスを信じることが大事だっていい聞かせています。
みんな、少しずつ変化していって〈居場所〉をいつの間にか卒業していくこともあるーーそして、いつの間にか戻ってくることもある。
だから、意外と“やりがい”はないのです。
変化は私たちの成果ではないから。
できることといえば、その人がまた「戻ってきたい」となったときに、〈居場所〉が物理的に存在していることを守ること。だから、この仕事は“やめられない”。
お金も時間も“やりがい”もない中で、誰も来ない日があっても、それでも〈居場所〉を保ち続けていく理由がそこにあるのです。








