山形に暮らしている「ジェンダー不平等の中で差別されている人たち」の“生きづらさ”に焦点を当て、居場所づくりや学びの場づくりの事業を行っています。
・若年女性の居場所づくり事業「Mayflower」: 2024年6月オープン
Sisterhoodは、2024年度より若年女性支援事業に取り組んでいます。「家に帰りたくない」「仕事や学校でもやもやすることがあった」「一人でいるのがつらい」そんな想いを抱えた16~35歳までの〈性自認女性、ノンバイナリー、Xジェンダーの方〉が、安心安全、自由に過ごせるフリースペースを開設しています。
毎週木・金曜日の14:00~20:00まで、山形市の駅の近くの一軒家の一室で、おしゃべりしたりスマホを見たり、雑誌を眺めたり…好きなように過ごしていただけます。予約不要、無料で利用できます。初回だけ場所をお伝えするために、公式LINEにてご連絡いただいております。
※家族や学校、自分自身に関する個別のお悩み相談にも対応しています。
※こちらの事業は、休眠預金を活用した民間公益活動として、当該助成金を活用して運営されています。事業名:若年困窮女性の孤立防止と経済的自立支援 指定活用団体:一般財団法人日本民間公営活動連携機構(JANPIA) 資金分配団体:公営財団法人 地域創造基金さなぶり


・ベビーシッター事業 予約サイト
「小さい子がいるので、髪を切りに行けない」「自分の通院ができない」
とにかく忙しくて自分の時間が持てない子育て中の方のお悩みを、私たちSisterhoodが解決します。少しの時間、お子さんを預けて〈自分の時間〉を取り戻してリフレッシュしてください。ベビーシッター担当者(女性)が、お家にお伺いいたします。※当面の間、土日のみのご予約受付となります
※ご利用いただける方の条件(すべての条件を満たしている方のみご利用いただけます)
・1歳~小学生未満のお子さんがいらっしゃる女性の方。
・山形市内にお住まいの方
・駐車場(1台分)を確保できる方
・現金決済をご了承いただける方

・女性支援、居場所づくり 人材育成講座: 2024年度 11回開催 延べ209人参加
Sisterhoodでは、山形という地域の中で、女性支援に関わる人を増やしていく活動を行っています。特別な資格がなくても、困っている人に手を差し伸べられる人が一人でも増えれば、地域全体の〈生きづらさ〉解消につながると考え、そのための知識や考え方を共に学ぶ場を設けました。
2024年度は、宮城、福島、東京からもゲスト講師の方をお迎えし、「居場所づくり」講座のほか、「地方女子の生きづらさ」「性暴力被害」「複雑性PTSD」「人を傷つけない支援」などについて学びを深めました。毎週、第4日曜日の午前中に、継続して講座を開催しております。お申し込みフォーム
また、第3木曜の19時からは「居場所のお悩み相談会」を滝山公民館にて開催中です。〈居場所〉の実践者、これから〈居場所〉をやってみたい人、ぜひお気軽にご参加ください。
※こちらの事業は、休眠預金を活用した民間公益活動として、当該助成金を活用して運営されています。事業名:若年困窮女性の孤立防止と経済的自立支援 指定活用団体:一般財団法人日本民間公営活動連携機構(JANPIA) 資金分配団体:公営財団法人 地域創造基金さなぶり


・ジェンダーもやもや女子会 :2024年度 9回開催 延べ34人参加
家庭内、会社内、学校内で不意に発生する「もやもや」。
――女/男なのに、そんなことするなんて…
――どうして結婚しないの?
――母親なんだから…母親なのに…
――これって、ハラスメント?誰に相談したらいいの??
悪気のない一言に「モヤっ」としてしまうのは、私の方がおかしいの?
みんな、どう感じているんだろう?
そんな違和感を安心して話せるセーファースペースが「ジェンダーもやもや女子会」です。
性自認男性以外の20~50代の方が参加できます。
毎月第3土曜日、山形市八日町で、少人数での開催(奇数月:14時~…参加費500円、偶数月…〈夜の会〉17時~飲み放題2,500円)。参加する方にのみ場所をお伝えしておりますので、お気軽に公式LINEにてお問い合わせください。


・女子学生向け「みんなで作ろう 夜ごはん」の会: 2024年度 12回開催 延べ81人参加
子ども食堂は山形市内にも多く見受けられるようになりましたが、大人と子どもの狭間にいて、さまざまな支援や制度からこぼれ落ちてしまっているのが「困窮する大学生」の存在です。実家からの仕送りもなく、自分のアルバイト代と少額の奨学金だけでぎりぎりの生活をしている学生がこの山形にも多く存在しています。
何人かの女子学生たちから、親やきょうだいに自分のアルバイト代から仕送りをしている話や、光熱費を節約するため暖房なしで生活している話、奨学金で600万円を借り入れている話を聞き、これからの地域を担う若者たちの苦境を何とかしなければ、と考えました。
そこで月に一度、山形市内の様々な大学・専門学校の女子学生たちが集って一緒に晩御飯を作って食べる機会を設け、食費の心配なくお腹一杯食べられる場を作る事業を開催しています。同時にコロナ過で失われていた地域の人々や多様な人々とのつながりを取り戻し、孤独や不安を解消できる場として機能しつつあります。 幸いにも、地域の女性たちがボランティアスタッフとして参加してくださっていて、単身女性たちの社会参画の機会、生きがいの創出にもなっています。活動を通して様々なつながりの輪を広げながら継続して活動をしていけるような支援のネットワークを構築しています。
※こちらの事業は、休眠預金を活用した民間公益活動として、当該助成金を活用して運営されています。事業名:若年困窮女性の孤立防止と経済的自立支援 指定活用団体:一般財団法人日本民間公営活動連携機構(JANPIA) 資金分配団体:公営財団法人 地域創造基金さなぶり


・就活用スーツ無料貸出 :2024年度 やまがた社会貢献基金事業
山形県の助成金をいただき、2024年10月より、女性用スーツの無料レンタル事業を開始しました。女子学生さんの就職活動や、シングルマザーの方の再就職活動、また、女子高校生さんの入学式・入社式にもご利用いただいております。
スーツは、株式会社ニシムラ様、山形パナソニック株式会社のみなさま様、山形県職員のみなさま、そして、山形県内のみならず、東京・石川・秋田の個人のみなさまからご提供いただきました。スーツ以外にも、バッグや靴、シャツなども90以上集まっております(現在は、需要の多い黒のパンツスーツのみ受付けております)。
年齢問わず、性自認女性の方であればどなたでもご利用できますが、サイズに限りがございますので、山形市八日町のMayflowerにて試着が必要です。時間に余裕を持って、事前にSisterhoodの公式LINEよりお問い合わせください。


・クラフトの会: 2024年度 3回開催 のべ 7人参加
自分たちで欲しいものを手作りする会です。これまで、毛糸でもこもこバッグを作ったり、春のフラワーリースを作ったりしました。特別な技術がなくても、不器用さんでも、少人数でみんなで教えあいながら楽しく時間を過ごすことができます。道具もすべてこちらで用意いたします。
お金をかけずに遊びに行く場所が少ない山形。16~35歳までの方は無料で参加できますので、お気軽にどうぞ!
お問合せは公式LINEからお願いいたします。(over35の方は、材料費1,000円のご負担をお願いしております)

